末期がんの現実

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肺がんの末期症状と余命の現実

ヘビースモーカーであり、肺がんが末期症状になってしまった草野徹さん(仮名)に、今回はお話をうかがいました。約2週間前に余命宣告も受けており、現在の複雑な胸中を語って頂きました。

「肺がんって言われたのは2年前だったんだけど、その後はちゃんと治療を受けてきて、タバコも辞止めたんです。まあ、告知された後も2ヶ月ぐらいは禁煙したり、挫折したりだったんですが」

「ただ、こうしたもう末期症状とか言われると、タバコなんて吸わなきゃよかったような、いっそのこと、この2年も吸っておけばよかったような気持ちです。余命のことを考えても、あの時に無理して禁煙した意味があったのかどうか・・・」

53歳の草野さんですが、会社は1年ほど前に退職したそうです。その時には余命については何も聞かされていませんでしたが、治療の結果を見ても先が長いとは思えず、退職金で数年は暮らしていけるので、仕事をするのは止めたということでした。

家族はおらず、親戚ともほとんど付き合いがなくなっていることから、世の中にはあまり未練がないように感じられました。

「末期の肺がんっていうことは、もう助からないってことでしょ。余命が伸びた所で、苦しむ時間が増えるだけかもしれないし。人によっては、肺がんって呼吸困難とかですごい苦しみになるって聞くし、そう考えると、もうなんだかね・・・」

肺がんにもタイプが

草野さんの肺がんの場合には、大細胞がんと呼ばれるタイプのものです。この他にも、小細胞がんや腺がんなどが有名です。

大細胞がんは比較的悪性度が強く、症状の進行も早い傾向にあります。

「残された時間に何をしたいか、みたいな話が末期の患者だとあると思うんだけど、実際に余命まで告知されて思うのって、穏やかに過ごしたいっていうことぐらいで、そんなに劇的なことは望んでないんだよね。」

「どっかに旅行に行きたいとか、それって健康な人は想像するかもしれないけど、病気になると不安だから。肺がんの症状が出て、旅先で苦しむことになったらどうするとか、今までにない発作が出たらどうしようとか、そう考えると、いつもの病院に行ける範囲が安心」

「間違っても海外なんて行こうと思わない。変な治療とかされても困るし、そもそも言葉通じないわけだし。末期肺がんとか、そんなこと向こうには関係ないわけでしょ。言葉の分からない変な外国人が苦しんでるってだけで。保険とかない国なら、治療費払えるか分からないから放置しようとか思われるかもしれないし。別に日常が素晴らしいとか言うつもりはないけど、やっぱり日常に固執するもんだと思う。」

タバコに未練がないかも聞いてみましたが、それはないようです。禁煙の時には大変だったものの、今では吸いたくもないと。その辺は、体が拒否反応を起こしているのが分かるということでした。


【総力特集】
末期がんから生還した人の共通点とは?

<肺がんとは>

日本人のがんによる死因第一位。タバコが原因になることは広く知られているものの、非喫煙者でも肺がんになることはあるため、注意は必要。

痰の中にがん細胞が混ざっていないかを検査する方法や、肺の画像診断等、比較的簡単な検査も充実している。

悪性度の高い小細胞がんや、非小細胞癌(腺がんや大細胞がん等)に分けられる。小細胞がんに関しては完治が難しく、死亡率は特に高い。

症状としては咳や息苦しさ、血痰、肩や背中の痛み等が挙げられるが、初期にはなかなか見つからず、悪化してから自覚することが多い。

シスプラチン、イリノテカン、カルボプラチン、パクリタキセル、ゲムシタビンなどの抗がん剤が化学療法に際して用いられる。過去にイレッサの副作用死が相次いだことも問題になった。

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