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大腸がんのステージ3の実際

大腸がんの進行度をステージと言って、癌を発見した時の癌の状態の目安と今後の治療の方針を決めるための基準となります。その中でステージ3というのはどのくらい大腸がんが進行したものの事を言うのでしょうか?

大腸がんにおいてのステージ3というのは、ステージ0期がもっとも軽い症状の「粘膜にとどまっている状態」→ステージ1期の「大腸壁で止まっている状態」→ステージ2期の「大腸壁の外へ浸潤している状態」の次の症状に進んでしまっている事を表しています。

ステージ3期というのは「リンパ節へ転移している状態」という事になるので、実はそれほど楽観出来る状態ではないという事がわかっていただけると思います。ところでこのステージ3という状態であるリンパ節への転移という事はどういう状態の事を言うのでしょうか?

リンパ節というのは本来は身体の中に異物が入った時に、このリンパ節でその異物を取り除く働きを持っています。それと同時にリンパ節の中ではこの異物などに負けないための防衛細胞と言われる細胞がつまっています。本当なら癌は異物ですから排除されるものです。

ところがこのリンパ節に転移してしまっているという事は、リンパ節の防衛能力を超えた能力を癌細胞が持ってしまったという事になるわけです。つまりリンパ節に転移してしまったという事は癌細胞に対しての防衛が出来なくなったという事を意味するわけです。

この事からわかるようにステージ3期となってしまった大腸がんは、かなり深刻な状態になってしまっているという事になるので、治療の方法も化学療法を使ったり放射線を使ったりと難しい治療となってしまうという事になるわけです。

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