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末期がんの現実を知るためのインタビュー癌が末期症状になった時、人は何を思うのか? このサイトはその疑問から出発しました。単純に数字や統計では見えてこない命の現実、単純に期間で表せない余命というものの姿を理解するには、すでに末期症状と戦っている人に聞くのが一番ではないか、そんな思いが出発点となっています。 実際に各種の癌の末期症状の患者さんに話を聞き、彼らが何を思い、どんな不安と戦っているのか、それを語ってもらいました。 こうした話を聞くというのは、正直な所、抵抗がありました。すでに切迫した危機にさらされている人に、追い打ちをかけるような質問をすることにならないか?余計に苦しめてしまうのではないか?そんな葛藤があったのです。 しかし、現実は逆だったようです。 「話を聞いてもらえてよかった」 「本音を打ち明けられる相手がほしかったんだ」 そんな言葉をもらえることが多かったのです。家族には弱気なところは見せられず、医師にも気を使ってしまう。しかし、自分の中にとどめておくには余りある強い感情を抱えているという状態です。聞き役がいるというのは、結果的に患者さん達にとっても良かったようです。 話を聞いた方々は、末期がんに侵されている方々で、多くは余命宣告も受けています。彼らがどんな現実を抱えているのか、そこに迫っていきましょう。 【総力特集】 |
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