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大腸がんによる腹膜播種

大腸がんによる腹膜播種とは

大腸がんで腹膜播腫という症状になるのはそれほど多い事ではありません。それというのも腹膜播腫という症状は癌細胞が腹膜という部分に転移する事で起こる症状で、その状態が畑などに種をばらまいたような感じに見える事で知られています。

実際にはこの腹膜播腫と言われる症状になる癌というのは胃がんが最も多いと言われていて、実際に胃がんからの腹膜播腫は腹膜播腫全体の7割〜8割と言われているのです。大腸がんでこの腹膜播腫になるのは全体のほんの数パーセントとされていて、その中には婦人科系の癌などが含まれています。

つまり大腸がんで腹膜播腫になるというケースはとても少ないという事になります。腹膜播腫になるとどのような症状が出てくるのかというと、代表的な症状の一つが腹水と言われる養分を含んだ水がたまる事で、中にはお腹がぱんぱんになってしまう患者さんもいらっしゃいます。

ひざの裏にたまった水のように簡単に抜けば良いと考える方もいるかもしれませんが、腹水の場合は成分が養分なだけに腹水をいきなり抜いてしまう事によって、ショックを引き起こす可能性があります。なので腹水がたまったからといってすぐにこれを抜いてしまおうとはなりません。

大抵の場合は利尿剤などを使って尿として身体の外へ排出するという方法を使います。それでもだめな場合は腹水を少しずつ抜くという治療が行われるようです。

症例が少ないとは言っても腹膜播腫を引き起こす可能性はあるという事になりますが、胃がんでも大腸がんでも腹膜へ転移をしている状態というのは末期の症状であるという事になります。

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