大腸がんとはどんな病気か

大腸がんとはどんな病気でどんな症状が出るものなのでしょうか？そもそも大腸がんとは日本人にはあまり馴染みのない病気でした、むしろ欧米の人に多くみられる病気で大腸のあらゆる部分に癌が発生するという病気です。

この病気は大腸の肛門部分から盲腸までの間にできる癌の事です。大腸がんが発症するのは大腸の粘膜層で、放置しておくと粘膜層を越して他の臓器へと転移していきます。さらに進行していくとリンパ節や肺や肝臓といった他の臓器へと遠隔転移をしてしまう病気です。

治療方法は手術による治療がとても効果を発揮する病気でもあり、早い段階で発見する事が出来ればほぼ100％の患者さんが完治する事が出来ると言われている病気です。早期発見をするためには定期的な検査をする必要があります。

その理由は大腸がんというのは初期症状がまったくわからない病気でもあるからです。大腸がんにおいて症状が出るという事は進行がんになっている可能性が非常に高いようです。また進行度がステージ3期であっても治療がしっかりできれば完治する事も可能なのだそうです。

大腸がんの主な原因と言われているのは食事です。戦後の日本は食生活が欧米化した事によって肉や加工肉などが多くなりました。そのために大腸の中でリトコール酸と言われる酸（肉や脂などを消化する酸）が発生し、発がんに手を貸していると言われています。

その他にタバコやアルコールなども原因の一つとされています。食事療法などによって予防する事も可能ながんですが、発病の危険性が増す年齢になったら年1回の定期検診を受けるようにすると良いと言われています。